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比叡山延暦寺の根本中堂(国宝)内陣にある「不滅の法灯」は、天台宗の開祖最澄が本尊の薬師如来を祀った時に灯したと言われる火で、以来1200年以上にわたって途絶えることなく僧侶たちによって守り続けられてきた。
灯火は皿の中に注がれた菜種油を燃料とし、灯心によって火が灯っている。油がなくなる(油を断つ)と火が消えてしまうので、毎日注意を怠ることなく油を注ぎ足し今日に至っている。
ことわざ「油断大敵」の語源は、一説には不滅の法灯から生まれたとされている。
現在根本中堂と回廊は約60年ぶりの大規模改修工事が進められているが、参拝は可能となっている。
< 2023年03月27日(月) 取材:髙山博光 >
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