タレント・リポーター
西上 真帆(にしがみ まほ)さん(大阪市在住・32歳)
ケーブルテレビやインターネットサービスなどを提供する、株式会社ZTV(本社 三重県津市)近江八幡放送局でリポーターを務める西上真帆さん。近江八幡局エリアのグルメ情報などをリポートする一方、関西各局を中心に年間200本ほどの番組リポートを爽やかな笑顔で届けている。
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ケーブルテレビやインターネットサービスなどを提供する、株式会社ZTV(本社 三重県津市)近江八幡放送局でリポーターを務める西上真帆さん。近江八幡局エリアのグルメ情報などをリポートする一方、関西各局を中心に年間200本ほどの番組リポートを爽やかな笑顔で届けている。
大阪府河内長野市で、兄二人の三人兄弟の長女として生まれた西上さん。幼いころは言いたいことも言えずすぐ泣いてしまうおとなしい子だったが、小学校に入学するころになると兄の影響もあって次第に男勝りな性格になっていったという。
小学5年の文化祭では敵に捕まった仲間を助け出す劇を仲良し五人組で演じたが、台本書きから監督、主役まで西上さん一人でこなすほど目立ちたがり屋に"成長"していった。
大学に通っていたころ母親が「兄弟の中で誰かアナウンサーになって欲しいな」と独り言のように話した。西上さんはその時、ふと「なってみようかな」という思いが過ったという。当時、女子アナになりたくて勉強していたわけではなく、高校時代に英語合宿で経験した「英語が話せたらいろいろな人としゃべれて楽しい」という動機から神戸市外国語大学英米学科に入学した。西上さんは早速勉学の傍らアナウンススクールに通い基礎を学んだ。
就職先として放送局のアナウンス室を志望するも壁は高く、気持ちを入れ替え英語が活かせる仕事に就きたいと大手総合商社に入社した。楽しい仕事ばかりではなかったが、社員同士の飲み会やボーリング大会で幹事や進行係を任された時はその話術と手際の良さから社員らに大受けし、次第に今の仕事よりMCの仕事の方が自分に向いていると感じるようになった。
二年後惜しまれつつ退職し、念願のリポーターとしてデビューを果たした。現在、年間200本近く受け持つリポートの中には旅番組もあり、旅することが趣味という西上さんにとって楽しい番組の一つとなっている。
「言葉や表情で伝える仕事は正解がないので、毎回満足することはありません。もっとこう言えば良かった、もっとこういう話を聞き出せたら良かったと思うことしきりです」
メディアの世界は幅広く奥も深いがテレビに出たくてこの道を選んだ。
経験を積んでいずれドラマや映画などのお芝居にも挑戦したいと話す。
野球観戦やスノーボード、マラソン、ダンスなどスポーツ好きな西上さん。京都マラソン2020では初のフルマラソンに出場し、3時間56分24秒という輝かしい記録を打ち立てた。女性で4時間を切るランナーは上級者の部類に入るといわれる。約1年間かけ、5キロ、ハーフ、30キロと段階的に練習を積み重ね挑んだ結果だが、局関係者の前で出場宣言をした以上恥ずかしい成績は残せないと、結果を出した西上さんに多くの関係者が感心したという。
リポーターとして6年目を迎え、今はカメラに向かっている時が一番楽しいと言う。滋賀県での取材も多くなってきた。「滋賀の人たちは優しくて穏やかなのですぐに打ち解けられます。美しい場所も多くこれからも楽しみながら滋賀の魅力を発信していきたいです」
(取材・髙山)
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