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彦根市三津屋町を流れる宇曽川に架かる須三嶺(すみれい)大橋。
四隅の欄干には、兄弟と思われる子どもと船頭・荷物が乗った平田船のモニュメントが設置されている。
東近江市在住の彫刻家 清水冨男氏の作品で、寄り添う幼い二人の表情にしばし足を止めてしまう。
第4代将軍徳川家綱の時代になると、彦根藩は宇曽川に舟運を開き年貢米や生活物資の運搬など、湖上輸送に力を入れた。河口の三津屋村(現・三津屋町)は1806(文化3)年には12軒の船問屋があり大いに賑わったが、明治に入ると鉄道の発達や川に堰が設けられるなどして舟運は廃れていった。
< 2024年06月6日(木) 取材:髙山博光 >
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