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守山カルタのイラストを制作
悩んだ祭りの表現

掲載日: 2024.08.1

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イラストレーター みぽっとさん

地元守山市の魅力を知ってもらおうと、守山市観光物産協会が企画した「もりやまあるあるカルタ」が完成した。
審査を経て選ばれた読み札46枚を約3カ月間でイラストに仕上げたみぽっとさんは、幼いころから絵を描くのが大好きな女の子だった。

守山市観光物産協会からオファー

昨年7月、JR守山駅構内にある守山市駅前総合案内所のギャラリーで、3名のクリエイターによるグループ展が開催された。出展者の一人だったみぽっとさんは、身近な題材をモチーフにしたカルタやことわざのイラストを出展。可愛いだけでなく、クスッと笑えるカルタが鑑賞に訪れた守山市観光物産協会職員の目に留まった。
「カルタ遊びを通じて守山の魅力を発信し、子どもたちの郷土愛を育てたい」。市観光物産協会は早速みぽっとさんにカルタの絵柄制作を依頼した。

新たな発見

市観光物産協会は2月から約二か月間「ご当地カルタ」の文言を募集し、1300件を超える応募があった。その中から審査で46の文言が選ばれ、4月18日に発表されると同時にみぽっとさんに伝えた。これまで見学したことのない祭りや、有名人をテーマにした文言などをどのようにイラストで表現するか、7月中旬の納期に向け慌ただしい日々が始まった。

まちなかで であうクマさん くまけんご
守山市には市立図書館や新庁舎をはじめ、新国立競技場などを手がけた隈研吾氏らに設計依頼した建築物がある。
木をふんだんに使った個性的な建築物をどのように表現するか、氏のキャラクター(似顔絵)は描き直しになるのではないかなど不安は尽きなかったが、隈研吾建築都市設計事務所から一回で許可が得られホッとした思い出があると振り返る。

鮒ずしを みごと切り分け すし切り祭り
国の無形民俗文化財に選定され毎年5月に下新川神社で行われる伝統的な神事「すし切り祭り」。
仕上がったイラストを祭りの関係者に見てもらうと、鮒の数や置き方が違っていたり、裃(かみしも)の家紋が違っていたりするなど、写真や文献などの参考資料だけでは正確に描けないという難しさを知った。

カルタ制作は楽しい

守山のデザイン事務所でグラフィックデザインを担当しているみぽっとさん。休日は自宅近くにある長命寺(近江八幡市)を度々訪れ、美しい琵琶湖の景色に癒されて来ると話す。
子どもの頃から絵を描くのが好きで、小学生の頃は身の回りの物をキャラクターに仕立ててイラストを描き、友だちが笑ってくれたのが嬉しかったという。美術系の大学進学も考えたが美術全般を学びたいと、滋賀大学教育学部に入学し美術を専攻した。
「滋賀県の印象的な場所や日常の風景を、これからもカルタやことわざにして楽しみたいと思っています」(取材・髙山)

 

 

◇「もりやまあるあるカルタ」は8月5日(月)から守山市駅前総合案内所のギャラリーで展示され、その後市内各所で巡回される。
詳しくはこちら

 

 

●お問い合わせ
みぽっとさん
MAIL: mipot109@gmail.com

 

 

 

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