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米原市岩脇(いをぎ)山の中腹に懸造り(かけづくり)※のお堂が建っている。
推古天皇(554~628)の時代、熱心な仏教信者だった信濃(長野県)の本多善光(ほんだよしみつ)は、三尊の仏像を信濃に奉持する途中ここに立ち寄り休息。仮眠中に仏さまから「民に仏法を広めるためここにとどまる」とのお告げを受け、ここにお堂を建て三尊像の分身となる仏像を安置し信濃の国に旅立ったという。
お堂には阿弥陀三尊石仏が安置されており、毎年春分と秋分の日に法要が営まれる。
「牛に引かれて善光寺参り」で知られる信濃善光寺の名は、本多善光に因んで付けられている。
※山や崖にもたせかけ、突き出して建てること
◇通常は猿が入らないよう施錠されています
< 2024年11月18日(月) 取材:髙山博光 >
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