真遊健康太極拳 代表 夏原 佳江さん
真遊健康太極拳 代表
夏原 佳江さん(48歳)
今回の素敵な人は彦根市在住の夏原佳江さん(48歳)。彦根市や八日市市をはじめ、各地公民館等で太極拳の指導にあたる。現在、滋賀県武術太極拳連盟理事。
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真遊健康太極拳 代表
夏原 佳江さん(48歳)
今回の素敵な人は彦根市在住の夏原佳江さん(48歳)。彦根市や八日市市をはじめ、各地公民館等で太極拳の指導にあたる。現在、滋賀県武術太極拳連盟理事。
八日市の公民館で開催される真遊健康太極拳教室。講師は鮮やかな演舞服をまとった夏原さん。元気いっぱいで明るく、生徒さんたちに人気の先生だ。しなやかな体の動きを見ていると、もともと病弱だったとはとても思えない。
夏原さんは子供の頃に大きな病気をし、手術も何度か経験。ずっと体が弱かったため、少しでも体力をつけて丈夫な体になりたいと思っていた。しかし、運動が苦手なので、なかなか自分に合うスポーツがなかった。ようやくぴったりのスポーツが見つかったのが36歳のとき。彦根市が開催した太極拳の3ヶ月講習に参加して「これだ!」と思った。
日本人が太極拳に対して持つイメージは、「中国の武術」「体力や筋力が必要」といったもの。体が弱く運動が苦手な夏原さんには意外な気がするが…?
「太極拳とは、本当は攻める武術ではなく、攻撃してきた相手の力をそのまま相手に返す武術。力を抜くことにより、本当の力を出し切るものなので、体力が無い、運動は面倒、そんな人にこそ向くスポーツです」と夏原さん。
教室で無理なく体を動かす夏原さんを見ていると、その説明にも納得だ。
太極拳を始めてから徐々に体力がつき、体も丈夫になった夏原さんは、めきめき上達。43歳では最高段の3段を取得。その後は、全日本選手権大会に滋賀県代表として毎年出場し、今年は2位という好成績を残した。
41歳からは、一般向けに指導をスタート。体が弱かった自分がこんなに元気になったのは太極拳との出会いがあったからこそ。今度は自分が太極拳のすばらしさ、体を動かす楽しさを伝えたいと願っている。生徒たちからは「姿勢がよくなった」「肩凝りが無くなった」「年齢による体力の低下を感じなくなった」などうれしい感想がいっぱい寄せられている。
モットーは、気楽・気軽・元気。太極拳は、気の世界。大切なのは、元気を人に与えること。みんなの健康を維持するために役立つことを目指す。
今後のご活躍を期待したい。
(取材・藤原)
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