栗東トレセンリポーター 安岡美樹さん
今回の素敵な人は、競馬専門チャンネル「グリーンチャンネル」で栗東のトレセンリポーターとして人気の安岡美樹さんをご紹介します。
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競馬の世界はとにかく朝が早い。この日の取材も4時に集合して早朝5時からはじまった。「お陰でこの仕事を始めて規則正しい生活になりました」と語る安岡さん。もともとモデルとして活躍していたが、オーディションで合格し、3代目の栗東のトレセンリポーターに就任。今年で3年目になる。競馬には、小さい頃に父親と地元の地方競馬に行った記憶があるくらいで、当初は、競馬の専門用語や馬の名前に悪戦苦闘。オーディションに受かってからは競馬ブックや競馬新聞をところかまわず読みあさり競馬漬けの毎日だった。安岡さんが担当しているのはトレセンリポートのコーナー。前週に勝った調教師や騎手のインタビューを中心に今週の有力馬情報を紹介している。
当たり前のことだが競馬は勝負を争うシビアな世界。大きなレース前には緊張感で朝の空気が普段以上に冷たく感じる。インタビューする前は今でも緊張する。「騎手や調教師の方は皆さん優しい方ばかりでほっとしています。こちらの聞きたいことをうまくフォローしてくれたりして、紳士的でユーモアのある方が多いですね」とインタビューを通して肌で感じる騎手や調教師の素顔に魅力を感じている。
しゃべらずに表現するのがモデル。人からいい言葉を引き出すのがリポーターの仕事だ。「こちらの聞きたいことを引き出すためにも、人の話を良く聞くことが大切です」。そのためにも、競馬を問わず幅広い知識がリポーターには必要だと感じている。この日もリポートの合間に下調べや情報収集に追われた。
今まで一番印象に残っている馬は、去年の三冠馬スティルインラブ。牝馬で三冠馬になったのは二頭目で17年ぶりのこと。競馬場でこの快挙を見ていた安岡さんは、「自分もがんばらなくては!」と奮起した。競馬の魅力は、自分の人生に重ねて馬を応援できるところだ。「リポートした馬や騎手が勝つと勝利の女神になれたようでうれしいですね」とこの仕事の魅力を素敵な笑顔で語ってくれた。
いよいよ10月31日は天皇賞。
勝利の女神はどの馬に?
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