「成安造形大学カフェテリア」セルフビルド・プロジェクト
学生リーダー 石井 翔子さん
「成安造形大学カフェテリア」
セルフビルド・プロジェクト 学生リーダー
石井 翔子さん
今回の素敵な人は、成安造形大学3年生の石井翔子さん。カフェテリアの建設が進む同大学キャンパスを訪ねた。
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「成安造形大学カフェテリア」
セルフビルド・プロジェクト 学生リーダー
石井 翔子さん
今回の素敵な人は、成安造形大学3年生の石井翔子さん。カフェテリアの建設が進む同大学キャンパスを訪ねた。
成安造形大学で建設が進められているセルフ・ビルド(自力建設)方式のカフェテリア。石井さんはそのプロジェクトの当初からのメンバーだ。10月1日のオープンに向けて忙しい毎日を送る。
石井さんがこのプロジェクトに加わったのは、カフェ研究のレポートを提出したことがきっかけ。「大阪でカフェを作るプロジェクト」に参加した経験を見込まれた。また石井さんはもともとカフェそのものに興味があった。ふだんから街中を散歩するのが趣味で、街の景観を眺めつつどのように空間がデザインされているかなどカフェに気を配っていた。
プロジェクト内での主な仕事は、企画・運営、会員間の連絡や外部との交渉など。庶務的な役割をこなすうち自然と中心的な存在になった。
重要なプロジェクトだけにプレッシャーも大きいはずだが、「いろんな人と出会えることがとても楽しい」と、目を輝かせる。人が集まること、みんなで力をあわせて取り組むこと、それが彼女にとって一番の魅力だ。ただ、時には連絡がうまく伝わらず交渉時に思わぬハプニングが起こることも。しかしそういったミスが、自分たちの意見を出したり、話し合うきっかけになると考えている。何事も前向きにとらえることが、プロジェクト成功の秘訣なのかもしれない。
「自分たちで作ったカフェテリアが新しい情報発信の場になればいい」と、熱い思いを語ってくれた。カフェテリアは学生だけでなく地域にも開放される。いろんな人たちとの交流が期待できそうだ。
石井さんは、夏は海水浴、冬はスキー、また市が主催する野外活動にボランティアで参加し、子供たちを指導するなど、とても行動的。
これからの夢は、「人が集まる場所を作ること」。まずは、今回のプロジェクトを成功させ、将来はこの経験を生かした仕事につくつもりだ。ただ具体的にはまだ手探りの段階。これからしっかり勉強して方向を決めたいと考えている。彼女が作る「人が集まる場所」、それがどんなものになるのか、これからの活躍が楽しみだ。
(取材・大西)
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