滋賀県の観光ガイドやエリアガイド、グルメガイドなら滋賀ガイド。地域情報満載です!

滋賀ガイド!

滋賀ガイド!トップへ

前のページへ

掲載日: 2004.09.10

素敵な人トップ

「素敵な人」の投稿は → こちら

京都パープルサンガ 育成部スタッフ 福田 拓哉さん

立命館大学大学院2回生
京都パープルサンガ 育成部スタッフ
福田 拓哉さん(25歳)

今回の素敵な人は、立命館大学大学院2回生であり、京都パープルサンガ育成部のスタッフとしても活躍中の福田拓哉さん(25)。京都府城陽市にあるサンガタウンを訪ねた。

スポーツの「力」を実感

福田さんは、物心ついたころから野球をしていたスポーツマン。でもケガで試合に出られず悔しい思いばかりをしていた。「適切なトレーニングを理解した指導者がいれば、こんな思いをする選手は減るはず」と自らがスポーツトレーナーとなることを目指し、立命館大学で運動生理学を学んだ。しかし、思わぬことでその夢は消えた。大学3回生の時、アゴの骨に腫瘍ができ摘出しなければならなくなったのだ。「もうスポーツトレーナーとして指導できる体ではない。好きな野球もできないのか」と頭が真っ白に。そんな時、病室のテレビで見たプロ野球中継。画面では2軍落ちした巨人軍・清原選手が代打で起用されていた。「スターだった選手もいつかはこうなるのか」と悲観的に見ていると、清原選手の一振りは白球をスタンドに運ぶ代打ホームラン!手術で呼吸もできない苦しさや悲しい気持ちが一気に吹き飛んだ。「スポーツには、人を感動させる力がある!」。スポーツの「力」を実感する瞬間だった。

スポーツマーケティングの道へ

スポーツの魅力を広く伝える仕事に関わりたい、そう思った福田さんは、立命館大学大学院への進学を決意。そこにはスポーツマーケティングを教える種子田穣教授がいた。スポーツマーケティングとは、スポーツを商品、あるいはビジネスの対象として捉える比較的新しい考え方。ビジネスとして成功させることで、より多くの人にその魅力を伝えることができる。さっそく病室での受験勉強が始まった。しかし病気で体力の落ちた体にはキツイ毎日。それでも無事合格。大学院1回生の時には、大リーガー大家投手の硬式野球チーム「草津パンサーズ」(リトルシニアリーグ所属)の設立に向けて事務局長をこなす。新チーム発足を成功させた福田さんは、子供たちへ野球を広めるという一つの夢をかなえることができた。

スポーツの感動を共有できる豊かな国に

現在は大学院に籍をおきながら京都パープルサンガ育成部に所属。サッカーを通してスポーツの普及と人材の育成に務める。目標は「日本はスポーツがあるから豊か」と言われること。そのために、「まずは京都パープルサンガのホームスタジアムである西京極陸上競技場を一杯にする。そしてたくさんの人と感動を共有したい」と語る。
(取材・北中)

素敵な人トップへ

本ページの情報は作成時のものであり、変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。

おすすめ情報

クルマでおでかけ!湖国ドライブガイド

おすすめアルバム

今週のプレゼント

おすすめランチ

Copyright © Yamapla Corporation. All Rights Reserved.

滋賀県のプランニングとデザイン、ホームページ制作をサポートする株式会社ヤマプラ