ブライダルチーフプランナー 星本委孝さん
今回の素敵な人は、ホテルニューオウミのブライダルチーフプランナーでいらっしゃる星本委孝さんをご紹介します。ブライダルプランナーとしての苦労話や魅力などをお伺いしてきました。
滋賀県の観光ガイドやエリアガイド、グルメガイドなら滋賀ガイド。地域情報満載です!
今回の素敵な人は、ホテルニューオウミのブライダルチーフプランナーでいらっしゃる星本委孝さんをご紹介します。ブライダルプランナーとしての苦労話や魅力などをお伺いしてきました。
物心ついたときから、ホテルの仕事は多くの人と出会え、自分自身も成長できるので憧れていました。高校を卒業するとすぐに、大阪にある日航ホテル・ヒルトンホテル・第一ホテルなどで三年間ホテルマンとしての修行を積みました。 その後は、ホテルニューオウミで宴会の黒服(責任者)として勤務。
一時、派遣スタッフとして他のホテルに勤めていたこともありましたが、ブライダルチーフプランナーとしてうちに来ないかと声がかかり再びニューオウミで仕事をすることになりました。
誘われた2002年10月頃は、ホテルの親会社の撤退に伴い、事実上の倒産というとても大変な時期でした。
新聞にホテルの事情が掲載されたこともあり、私のブライダルプランナーとしての最初の仕事は、披露宴・結婚式をご予約していただいているお客様に、ホテル業務追行の説明をさせていただくことでした。
心配される親御さんに誠意をもってご説明させていただきに一軒一軒廻りました。ご自宅へ訪問させていただいても、玄関に入れてもらえなかったスタッフもいました。スタッフ一同が必死でした。 お祝い事のイベントですから、マイナスイメージがついたホテルでは・・・という、親御さんの気持ちは痛いほど伝わってきましたし、私達スタッフもその重圧でいっぱいでした。 でも、披露宴が終わり、お父様から、『良かったわ。ありがとう』と言われたときの笑顔が、今でも心の支えになっております。
うちのホテルの強みは、若い社長と、社員との意見交換がダイレクトに反映される点です。私の若い頃は上司によく意見を言うので怒られていましたが、それではいい企画が出来ないと感じました。いい企画を生むには、若いスタッフが、意見を言い合える職場であることが必要です。感情を高ぶらせて意見を出し合っている時にこそ、いい企画が出てくると思うんです。すぐに認めてもらえる企画は、きっと、誰でも考えつく程度のものだと思うんですよ。ボツになるような提案でも、みんなで意見を出し合えば、意外性のあるアタル企画に生まれ変わると信じています。
ブライダルプランナーの魅力は、一組一組のご家族と一緒に、人生のスタートである結婚式の演出をお手伝いできること。責任の重い仕事ですが、一世一代のイベントのお手伝いができ、とてもやりがいを感じています。若いスタッフには、お客様との接客の一言一言に責任をもっと感じながら仕事に取り組むよう指導しています。
目標は、結婚式が終わってからもご家族の皆様と末長くお付合いさせていただけるような、いつでも、何でもご相談していただけるホテルにしていくことですね。 私の挑戦はまだまだこれからです。
本ページの情報は作成時のものであり、変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。