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掲載日: 2005.07.7

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県立大津商業女子バドミントン部のみなさん

県立大津商業女子バドミントン部のみなさん

今回の素敵な人は、県立大津商業高等学校女子バドミントン部のみなさん。5月に開催された春季総合体育大会では団体戦で初優勝。8月に千葉県で開催されるインターハイへの切符を手に入れた。

創立100周年を迎えて

大津商業高校は今年創立100周年を迎える。バドミントン部は昭和49年に愛好会としてスタートして以来30年の歴史を誇る。昨年秋にも全国大会に出場。ベスト8進出を果たすなど、様々な大会で上位に入る強豪チーム。記念すべき年に春季県大会で初優勝を飾り、快進撃を続ける。

規則正しい生活習慣

「中学から続けている選手もいて、特に今年は優秀な選手に恵まれました」と、同チームを率いて6年目の北橋進先生。チームを優勝に導いた秘訣を尋ねると「技術力云々より、まずは高校生としての基本的な生活習慣を身につけるように指導してきました」とのこと。
仲間を大切にすること、しっかり勉強すること、そして十分な睡眠をとること。同クラブ発足以来かかげる「心技一体」の精神が勝利の秘訣のようだ。

早朝練習で課題を克服

バドミントンといえばスナップを効かせたスマッシュが決め手。キャプテンの前田芳奈さん(3年)によると「選手みんなが自主的に早朝練習に励み、弱点克服のためにトレーニングしました」とのこと。特に体幹ストレッチ……つまり体の柔軟性を伸ばすウエイトトレーニングがポイント。取材中も、ビシュッと飛んで来るシャトルに思わず身をすくめてしまった。そして「調子が悪くても最後は自分で乗り越えるしかない」という強い精神力が選手一人一人の実力アップにつながったという。

目標は全国大会優勝

目標はもちろん全国大会での優勝。
「最後まであきらめず、チームみんなでがんばります!」とキャプテンの頼もしい答え。1年生も「先輩たちが活躍できるように精一杯サポートしていきたい」と目を輝かせる。
……若き生命 緑に燃えて 涯てしなく空澄み通る……取材を終えてふと校舎を振り返った時、手元にあった同校の校歌を思い出した。校舎の後ろに広がる長等山の緑と夏の空。選手たちのさわやかな笑顔がまるで清涼飲料水のように心に残る。夏の大会もきっとすばらしいものになるに違いない。
(取材・白崎)

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