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掲載日: 2005.04.14

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草津リトルシニアパンサーズ事務局 西岡 政典さん

草津リトルシニアパンサーズ事務局
立命館大学 大学院2回生
西岡 政典さん

今回の素敵な人は中学生の硬式野球チーム・草津リトルシニアパンサーズのGM(ゼネラルマネージャー)補佐を務める西岡政典さん。立命館大学大学院ではスポーツビジネスについて勉強中。

大リーガー大家選手とチームをつなぐパイプ役

西岡さんは、中学生のための硬式野球チーム・草津リトルシニアパンサーズのGM(ゼネラルマネージャー)補佐。このチームは、現在アメリカのメジャーリーグで活躍中の大家選手が主宰している。西岡さんは、アメリカにいる大家選手とチームをつなぐ重要な役割を担う他、スポンサー獲得のための営業などを担当。スポーツを通じた社会貢献を目指して活動している。

あきらめられなかった夢

西岡さんは、大学卒業後、住宅メーカーに入社し、営業マンとして好成績を上げながらもわずか1年余りで退社。理由は、スポーツを通じて社会貢献したいという夢を捨てきれなかったからだ。
阪神・淡路大震災の時、高校1年生だった西岡さんは、被害の大きかった神戸市東灘区で被災し、多くの友だちを失った。「たった16才で死んでしまった友だちは、一体何のために生まれてきたんだろう?」悲しい思いと同時に、人が生きる意味を真剣に考えるようになった。
「人は何のために生きているか…それは、その人と関わった人たちそれぞれが、意味付けしてくれるものなのだと思いました」と西岡さん。

野球が力を生み出す姿に感動

震災の年、プロ野球のオリックスは、「がんばろう神戸」をスローガンに必死にプレーし、見事リーグ優勝を果たした。その姿に感動し、スポーツが人に与える力を実感した。そして、生き残った自分がするべきことは、スポーツを普及させることだと思った。
社会人になったものの夢が忘れられず悩んでいた西岡さんは、当時、立命館大学の大学院に在籍していた親友から、スポーツマネジメントを研究する種子田謙教授のことを聞く。夢を叶えたい一心で必死に勉強し、見事合格。現在は大学院でスポーツビジネスについて学びながら、あらゆる年代へのスポーツの普及に努める。
「さまざまな問題を抱える日本社会。だからこそ、子どもたちには夢と希望を持って生きて欲しい。スポーツはきっと子どもたちに力を与えてくれるはず」と西岡さん。
自分の人生を踏みしめながら、未来像を追いかけ続ける姿が印象的だった。
(取材・大西)

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