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掲載日: 2005.03.6

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雨森芳州庵館長 平井茂彦さん

雨森芳洲庵館長 雨森まちづくり委員長
高月町東アジア交流ハウス
平井茂彦さん(59歳)

今回の素敵な人は、雨森芳州庵館長の平井茂彦さん。昨年12月に雨森芳州の伝記を出版し話題となった。

江戸時代の「外交官」 雨森芳州

雨森芳州は、高月町雨森が生んだ儒学者であり外交家。江戸時代に対馬藩に渡り、朝鮮との外交に力を尽くした人物である。しかしながらその功績はほとんど知られていない。平井さんは、没後250年を記念して伝記を自費出版した。
参考にした文献は30冊以上。時間をやりくりして半年かけて書き上げた。
平井さんと雨森芳州との関わりは、保育園時代までさかのぼる。平井さんは雨森地区にある「芳州保育園」の第一期生。子供の頃「芳州さん」と親しんでいた人物が実は偉大な外交家であったと知ったのは大人になってから。京都大学の教授からその功績を聞き「もっと雨森芳州について知りたい」という気持ちを強くした。

雨森芳州とまちづくり

雨森地区は、全国的にまちづくりに成功した町として有名。平井さんは2年前まで高月役場に勤務し、まちづくり推進役員として活躍した。地元の先人である雨森芳州にスポットをあてた活動の実績は高く評価され、「ふるさとつくり'98 内閣官房長官賞」を受賞したほどだ。平井さんはこの活動を通して、この町を訪れる人にもっと雨森芳州のことを知って欲しいと願うようになった。しかし、芳州について書かれた文献は少ない上に内容が非常にむずかしい。それなら自分でだれにでも読みやすい本を執筆しょうと思ったのだ。

次の目標は韓国版

資料集めに苦労したこともあったが、すべて1人でコツコツと書き上げた「雨森芳州」。 できあがった一冊を手にして「わかりやすい本に仕上げることができて本当にうれしい」と平井さん。 この本がたくさんの人に読まれ、雨森芳州が広く知られるようになれば・・・平井さんにとってはまるで巣立っていく我が子を見守るような心境だ。
次の目標は、この本を韓国語に訳すこと。雨森地区は芳州にちなんで韓国との交流が盛んだ。日本国内だけでなく韓国の人にも雨森芳州を知ってもらいたいとのこと。
韓国語版「雨森芳州」が楽しみだ。

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