日野クラブ所属 園田巧君・新君・平君
日野クラブ所属
園田巧君(中3)
園田新君(小6)
園田平君(小5)
今回の素敵な人は、「日野クラブ」所属の園田巧君(中3)、新君(小6)、平君(小5)の3人。レスリング選手として活躍中の三兄弟と、お父さんの崇さんにお話を伺った。(お父さんも学生時代にはレスリング選手として活躍)
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日野クラブ所属
園田巧君(中3)
園田新君(小6)
園田平君(小5)
今回の素敵な人は、「日野クラブ」所属の園田巧君(中3)、新君(小6)、平君(小5)の3人。レスリング選手として活躍中の三兄弟と、お父さんの崇さんにお話を伺った。(お父さんも学生時代にはレスリング選手として活躍)
3人がレスリングを始めたのは6年前。学生時代に全日本学生選手権や国体など、数々の大会で上位入賞を果たしてきたお父さんの影響で、3人そろって「日野クラブ」に入部したという。
クラブの先生はお父さんの恩師でもある南敏文先生。南先生の指導でメキメキと実力をつけてきた三兄弟は、長男の巧君が今年6月に開催された全国中学生選手権110キロ級で優勝。次男の新君は昨年開催された全国少年少女選手権54キロ以上級で準優勝。そして三男の平君も同大会の45キロ以上級で優勝を飾るなど、将来有望な選手として注目を集めている。
3人は必ずしも順調に強くなってきたわけではない。巧君には苦い経験がある。それは今年の全国中学生選手権を控えたある大会でのこと。確実と思われた優勝を逃し、まさかの2位。「何よりつらかったのは、日野クラブの後輩たちの見ている前で負けたこと」と巧君。悔しくて恥ずかしくて、その日から死に物狂いで練習を続けた。負けた悔しさが大きなバネになったという。
たくましい3人だから、さぞかし家庭でも厳しい指導がなされているだろうと思ったが、意外にもご両親が練習に口出しすることは無いようだ。小学生の新君と平君の練習は週に1日だけ。あくまでも子供たちの自主性に任されている。
彼らは家に飾ってあるお父さんの金メダルや試合の写真にあこがれてレスリングに励んでいる。
しかし、試合となると、親子で共に泣き、共に笑って支えあっているという。「子供の試合をビデオで撮るのですが、興奮してうまく撮れたためしがありません」と崇さんは笑う。
兄弟の目標はもちろんオリンピック!崇さんは「私は家業を継ぐためにオリンピック出場をあきらめてしまったが、3人が無念を晴らしてくれたらうれしい」と子供たちに夢を託す。園田三兄弟の活躍に期待したい。
(取材:2006年8月・高井)
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