東レアローズ女子バレーボールチーム
東レアローズ女子バレーボールチーム
今回の素敵な人は、大津市を拠点に活躍する「東レアローズ女子バレーボールチーム」のみなさん。現在開催中の「バレーボールV・プレミアリーグ」での優勝が期待されている。先日、東レ滋賀事業場体育館での練習中にお邪魔し、お話を伺った。
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東レアローズ女子バレーボールチーム
今回の素敵な人は、大津市を拠点に活躍する「東レアローズ女子バレーボールチーム」のみなさん。現在開催中の「バレーボールV・プレミアリーグ」での優勝が期待されている。先日、東レ滋賀事業場体育館での練習中にお邪魔し、お話を伺った。
東レアローズは2000(平成12)年に前身のユニチカから伝統を引き継ぎ、大津市を拠点に活躍。全日本選手権で2度の優勝を飾り、キャプテンの向井久子選手(28歳)をはじめ、全日本代表経験選手が5人もそろっている。
選手のまとめ役の向井選手は「調子の悪い人をカバーし、どの選手も自分がやるべきことをしっかりやるようにして大逆転した試合もあります」とチームワークの良さをアピールする。
スパイクが決まる迫力ある音、選手達が掛け合う大きな声……息の合った連携プレーに圧倒された。
菅野幸一郎監督は「バレーボールは一つのボールをつないでいく競技です。技術だけでなくメンバー同士の信頼関係が大事なので、それぞれの人間性も養っていくように指導しています」と語る。
バレーボールの普及にも力を入れる東レアローズ。「滋賀の方にバレーのおもしろさをもっと知ってもらいたい。感動を与えたい」と、オフシーズンには子ども向けのバレーボール教室を開いたり、お祭りなど地元のイベントに参加したりと地域との交流にも積極的。
また2004(平成16)年にはジュニアチーム「大津エンジェルズ」を結成し、合同練習を行うなど選手の育成にも力を注いでいる。将来のVリーガー誕生も近い。
「V・プレミアリーグ優勝を目指し、日本のバレー界を牽引していくチームに!」と熱く語る菅野監督。
昨年秋に行われた世界バレーで活躍した荒木絵里香選手(22歳)と木村沙織選手(20歳)も「世界のトップレベルと接することで刺激になった。全日本で学んだことを東レのコートで生かし、Vリーグで優勝したい!」と元気いっぱいに答えてくれた。
V・プレミアリーグ決勝戦が行われるのは4月。桜の花が咲くころ、選手たちの明るい笑顔が見られることを確信している。
(取材・鋒山)
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