近江兄弟社高等学校、高島高等学校
「第39回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」が今月20日、東京の国立代々木競技場第一体育館で開幕する。
滋賀県からは、男子が初出場の高島高等学校、女子は3年ぶり6回目の出場となる近江兄弟社高等学校が全国の強豪を相手に熱戦を繰り広げる。それぞれの練習会場にお邪魔し、お話を伺った。
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「第39回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」が今月20日、東京の国立代々木競技場第一体育館で開幕する。
滋賀県からは、男子が初出場の高島高等学校、女子は3年ぶり6回目の出場となる近江兄弟社高等学校が全国の強豪を相手に熱戦を繰り広げる。それぞれの練習会場にお邪魔し、お話を伺った。
小中学生のころからバレーに打ち込んだ実力ある選手がそろい、県大会ではその強さを見せつけた近江兄弟社高等学校。部内で競い合いながら成長してきた選手層の厚いチームだ。攻撃力を持った選手が多いが、身長が高い選手がいるわけではない。そのためレシーブなど守備を課題に据え、基本を確実にし、正確にプレーすることに重点をおいて日々練習に励んでいる。
キャプテンの中村結花さん(2年)は「目標はベスト8進出! 一人一人が役割をしっかり果たして全員で勝ち抜きたい!」と笑顔で語ってくれた。同校は本大会6回目の出場だが、このチームで全国大会に出場するのは初めて。
「代々木は選手たちにとってあこがれの場所。雰囲気にのまれないように、自分たちのバレーをしたい。全国に対応する力は十分備えている。県大会のように楽しんでプレーをし、力を出し切ったらいける!」と三上勝監督。県大会の優勝を経験し、全国大会に確かな手応えを感じている様子。
(取材:瓜生・木俣)
3月21日(金)
近江兄弟社高等学校VS 高松東高等学校(香川県代表)
近江兄弟社高等学校
●近江八幡市市井町177
● TEL:0748‐32‐3444
「技術的なことよりも『のびのびとしたバレー』が高島バレーの特徴です」と松本篤監督。選手一人一人が持つ力を最大限に生かすプレーを目指す。またこのチームの持ち味は「爆発力」。強いサーブで相手を崩し、大きいトスから思い切り打ち込む。この展開で一気に波に乗ることができる。県大会では、序盤にリードされながらも追い上げる粘り強さを見せた。
大切にしているのは「チームの雰囲気作り」。ボールに触っていない選手も声を出して参加すること。そして監督の指示や一つ一つのプレーについて選手全員で考えること。これはチーム全体のムードに大きく影響している。「初めは声の掛け合いができていなかったが、徐々にできてきた。まず1勝を目標に頑張りす!」とキャプテンの中島章博さん(2年)。「大舞台でもおくせず、のびのびと高島らしいバレーを思いっきりやりたい」と松本監督。
全国の舞台で高島バレー部員が羽ばたくのが楽しみだ。
(取材:瓜生)
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