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掲載日: 2008.08.6

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こどもエコクラブ 伯母Q五郎の皆さん(草津市)

草津市を流れる伯母川と琵琶湖の水環境を調査する、こどもエコクラブ「伯母Q五郎」が今回の素敵な人。市内を流れる川の水質調査や魚調査に同行しお話を伺った。

ふるさとの川をもっと知りたい

「伯母Q五郎」という親しみやすい名前の由来は、伯母川を研究(Q)する5年生の仲間という意味。草津市立志津小学校の5年生たちが「ふるさとの川をもっと知りたい」と03(平成15)年夏に発足させた。
初代のメンバーが小学校を卒業した後、学年や学区を問わず新しいメンバーを募集。現在、大人と子ども合わせて17人が、毎月1、2回、伯母川や市内を流れる川の水質調査や魚の調査、琵琶湖の環境についての研究などを行っている。また、国内外のエコクラブとも交流するなど、活発に活動している。

大人はサポーター、主役は子どもたち

このクラブでは大人が活動の内容を決めるのではなく、子どもたちがやりたいことを話し合って進めていく。つまり、大人はサポーターであり、子どもたちが主役なのだ。発足当時からクラブをサポートする中村大輔さん(33歳)は「今では伯母川と他の川との比較調査もしています。子どもたちは川に入ったり、琵琶湖に船で出たりすることで自然と親しみ、生き生きとした表情を見せています」と子どもたちを見守る。
取材日は、草津市を流れる葉山川でたくさんの魚を確認し、子どもたちはとてもうれしそうだった。
メンバーの梅影奈々さん(11歳)は「葉山川では伯母川にはいない外来魚が見られ、川と琵琶湖の位置関係や水環境によって魚が違うことがわかりました。川遊びや、水鳥の観察など、普段の生活では経験できないことが多く、楽しいです」と笑顔で語ってくれた。

地域の人に活動の輪を広げていきたい

「ふるさとの川をよく知り、守っていこう」というこの活動は、地域にも広がっている。
伯母川に親しんでもらうためのイベント「伯母川探検隊(通称おばたん)」を毎年主催し、地域の人と一緒に川の水質調査や生き物調査を行っている。近くに住んでいても伯母川について案外知らない人が多く、参加者にはとても好評だという。
「たくさんの人に川に関心を持ってもらいたい。川の現状をよく知り、どうしたら川が変わっていくのか考えてほしい」と中村さん。
身近な環境について関心を持ち、積極的に活動する子どもたちの笑顔が印象的だった。
(取材・鋒山)

 

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