文化財の建物でいただく手打ち蕎麦

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[エリア：近江八幡市 ]　2018.05.1 現在

日牟禮庵（ひむれあん）

近江八幡市の旧市街地にある「日牟禮庵」は、観光客で賑わう「日牟礼八幡宮」から少し離れた、静かな街並みに佇む古民家を改装したお店。店主の伊藤洋一（いとうよういち）さんが毎朝手打ちするそばは、20年来変わらぬ味で地元で愛され続けている。

今回紹介するのは
【天おろし】（税込１，１８５円）
伊藤さん自ら産地に足を運び、厳選した信州八ヶ岳産のそば粉を使った二八そば。麺は白くつややかで、コシがしっかりしている。利尻産の昆布と、厳選したかつおで仕上げた上品であっさりとしたそばつゆに、大根おろしの辛味が相まっておいしい。
「脱サラで始めたそば屋も早20年になりました。近江八幡にお越しの際には、一度お立ち寄り下さい」と伊藤さん。回船問屋の屋敷だったという建物は、江戸時代に建てられた主屋と、大正時代に建てられた座敷、離れなど計７棟からなり、登録文化財に指定されている。座敷からは、手入れの行き届いた中庭を眺めながらゆっくり食事がいただける。（取材・福本）

日牟禮庵（ひむれあん）
●住所：近江八幡市西元町61
●TEL：0748-33-2368
●営業時間：11：00～14：30　※蕎麦がなくなり次第閉店
●定休日：月曜・第3火曜
●駐車場：8台
●席：32席　※予約不可