鋳物師の里からキモノの魅力を発信 ( 東近江市 )

東近江市長町（おさちょう）で7月3日・4日、中古着物や和装小物、アクセサリーなどの販売会が開かれた。
主催者の黄地郷子（おうちさとこ）さんは着物を着る文化を若い人達に伝えたいと、今年4月に梅壺舎を立ち上げ活動を始めた。「まずは手頃な価格で着物に馴染んでもらい、いつか自分の着物を誂えたいと思って貰えたら、和装文化への貢献にもなるのでは」と話す。会場となった金壽堂（きんじゅどう）は創業700年の老舗梵鐘メーカーで、今まで伝統的な鋳造技術を守り伝えてきたが、現在は操業を停止しており、歴史的価値のある建物の存続をめざし、地域での活用方法などを模索している。

 

●お問い合わせ
梅壺舎　リユースきもの販売・着付
黄地郷子
ショートメール：070-8999-5616
Email：spinel0906@gmail.com

< 2021年07月12日（月） 取材：池田 伊穂 >

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