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大津市を通る国道1号線と旧国道161号線が分岐する逢坂一丁目交差点付近に、1880(明治13)年竣工した旧逢坂山隧道がある。
全長664.8メートルのこの隧道は、旧東海道本線を通すために日本人技術者のみで設計施工した初の山岳トンネルで、1960(昭和35)年に鉄道記念物の指定を受けている。
1921(大正10)年、東海道本線の輸送力増強に伴う路線変更により廃線になるまでの約40年間使用されてきたが、戦時中は軍需工場に転用され、現在では京都大学防災研究所地震予知研究センターの施設として利用されている。
西口は1963(昭和38)年に開通した名神高速道路建設によって埋没したが、跡に記念碑が建てられている。
< 2022年03月14日(月) 取材:髙山博光 >
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