1400年の時を超えて ( 大津市 )

宅地造成工事に伴い今年6月から大津市下坂本の穴太遺跡で発掘調査を進めていた大津市文化財保護課は、古墳時代中～後期（5～6世紀）の掘立柱建物のものとみられる柱根13基と板塀の一部を発掘し、今年7月現地で説明会が行われた。
1400年以上前の木材が出土するのはまれで、同課の山崎公輔技師は「地下水が豊富に湧く環境だったため、木材が朽ちずに残り古墳時代当時の姿を良好に留めたのではないか」と説明。

< 2023年09月21日（木） 取材：髙山博光 >

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