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東近江市栗見出在家町の水田で9月3日、稲刈り体験会が行われた。
地元の子ども会、老人クラブ、営農法人等地区内8団体が一緒に活動している「栗見出在家魚のゆりかご水田協議会」が主催。
県内の田んぼオーナーら約80人が参加し、秋空にトンボが飛び交う中、稲刈りをした。
稲刈り体験後は、羽釜で炊いた新米を湖魚の佃煮、新鮮な卵とともに味わった。
同協議会の代表代行・福永章さんから「この田んぼは昔は琵琶湖岸の砂地だったところに、今から約200年ほど前、先祖たちがまわりの沼地の泥や水草を運んで造成したもの。農閑期に作業をして150年間かかったとか。気の遠くなるような作業ですわ」と話していただいた。
魚のゆりかご水田は全体で30haほど。品種はコシヒカリをメインに、一部では酒造米を育て、日本酒造りの原料としている。
お問い合わせ
■栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会
東近江市栗見出在家町310
info@seseraginosato.net
■滋賀県農政水産部農村振興課地域資源活用推進室
gh01@pref.shiga.lg.jp
< 2023年09月14日(木) 取材:山田 政樹 >
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