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十禅寺川沿いに植えられた萩の花が咲き始めている。
草津市野路を流れる玉川(現在の十禅寺川)は全国に六ケ所ある「六玉川(むたまがわ)」※の一つで、野路の玉川として平安時代からその名が知られていたが、季節になるとあたり一面に萩が咲き誇ることから「萩の玉川」とも呼ばれていた。
平安時代の歌人・源俊頼は「明日も来ん 野路の玉川萩こえて 色なる波に月宿りけり」の歌を遺し、江戸時代になると葛飾北斎や歌川広重の浮世絵にもその様子が紹介されている。
※六玉川: 「玉川」は玉のような清水を意味し、野田(陸奥)、調布(武蔵)、野路(近江)、井出(山城)、三島(摂津)、高野(紀伊)の各玉川をいう
< 2023年09月28日(木) 取材:髙山博光 >
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