受け継がれる伝統行事「近江のケンケト祭り長刀振り」 ( 守山市 )

国の選択無形民俗文化財に指定されている「長刀祭」が5月5日、守山市杉江町の小津神社で営まれた。
この祭りは、平安時代に琵琶湖の氾濫で湖中に流された神霊を村人が迎え入れ、踊りを奉納したことが始まりとされ、ユネスコの無形文化遺産（民俗芸能「風流踊り」の一つ、「近江のケンケト祭り長刀振り」）にも登録されている。
同神社から約1キロメートル先にある赤野井町の小津若宮神社までを1日かけて往復する祭りで、地元の町内11町が8年ごとに持ち回りで踊りと神輿担ぎを担当。今年は山賀町が行った。

< 2024年05月9日（木） 取材：髙山博光 >

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