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江戸時代の遊行僧・円空(1632~1695年)が58歳の時伊吹山太平寺集落で彫った木像が、米原市春照(すいじょう)の太平観音堂に安置されている。
穏やかな微笑みを浮かべた十一面観音立像で、腹を膨らませた像容から「安産の神様」と親しまれている。背面には自筆とされる墨書があり、一日で観音像を彫り上げたことなどが記されている。
1964(昭和39)年、太平寺集落は敷地がセメント鉱山の所有となったため、観音様と共に伊吹山麓の春照へ集団移住した。
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< 2024年05月27日(月) 取材:髙山博光 >
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