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近江八幡市白王町で伝統行事「白王の水行(しらおうのみずぎょう)」が小寒の2016年1月6日(水)に行われた。
380年以前から行われていた記述が見つかっている行事で、無病息災を祈りながら冷水をかぶり集落を駆け抜ける。
上半身裸でふんどしに腰みのを巻き、首に数珠をかけ、わらじ姿の行者役は2人選出され、1人は最近では珍しい15歳の高校1年生の若者が志願した。
行者は、軒先に置かれた南天の葉を浮かべ清められたバケツの水を、16:30に集落東の宿からスタートすると西の端まで約700メートルをかぶり駆け抜けていく役。
おみず取り(先達)が「この水取ったり、これも取ったり」と唱えながらバケツの水を少し地面に流した後、「行者不動」と言いながら勢いよく冷水をかぶった。
行者役に志願した高校生の中西源基(なかにしげんき)くんは「水は冷たかったが気持ちよかった。自分の健康や地域の事を思っていた」と話してくれた。
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島コミュニティーセンター
TEL:0748-32-2510
< 2016年01月6日(水) 取材:梅次洋子 >
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