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11月12日(日)、愛荘町の斧磨八幡神社で水への感謝を捧げる祭り「斧磨明神踊り」が奉納された。
大正13年、斧磨地区は長引く日照りに苦しめられ、村人たちは鉦や太鼓を打ちながら向山山頂にある「明神社」に雨乞い祈願をしたところ、恵の雨がもたらされたという。そのお礼踊りを奉納したのが「斧磨明神踊り」のはじまりだ。
踊りは長らく途絶えていたが平成元年、斧磨明神踊りの復興を目指して「明神踊り保存会」が発足した。しかし当時の資料は残っておらず、見聞きした記憶をたどり翌年66年ぶりに復活を遂げた。
かつては村をあげて行われた踊りだったが、今は地区の人口約160名となり、保存会のメンバーは十数名だ。郷土芸能を斧磨の宝として残していくために、若い世代に継承して欲しいと保存会のメンバーは望んでいる。
●お問い合わせ
愛荘町秦荘観光協会
TEL:0749-37-2333
< 2017年11月14日(火) 取材:雲林院由美 >
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