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甲賀市土山町鮎河でのみ栽培されている県の伝統野菜「鮎河菜(あいがな)」の収穫が最盛期を迎えている。今冬は雪が少なく温かだったので生育が早かったが、4月下旬まで出荷は続くと話す前田さん。昔信州から移植した水菜が始まりといわれ、茎も葉もやわらかでほんのり甘みも感じられる。家々には自家用の畑があり、おひたしや漬物、天ぷらなどにして食べる。収穫量が少なく市場に出回りにくい野菜だが、前田さんは毎朝採れ立ての鮎河菜をJAこうか花野果市 水口店へ運んでいる。
< 2019年04月8日(月) 取材:髙山博光 >
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