湖北の風物詩「鍋冠祭」 ( 米原市 )

５月３日、米原市朝妻筑摩一帯で春の大祭「鍋冠（なべかんむり）祭」（米原市無形民俗文化財）が行われた。
千年以上前から続くとされる祭りで、鍋を冠ることから奇祭として知られており、今年は約100名が参加した。
祭りのルーツは諸説あるが、結婚適齢期の女性がこれまで付き合った男性の数だけ鍋を被り、それを偽った者には天罰が下るという婦女の貞操を重んじる説や、筑摩神社の祭神が食物の神で筑摩の特産物が土鍋であったことが所以だといわれている。
沿道には多くの見物客が押し寄せ、可愛らしい子供たちを撮影していた。

 

 

●お問い合わせ
米原観光協会
TEL : 0749-58-2227

< 2019年05月21日（火） 取材：藤井千菜美 >

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