ケンケト祭り ( 竜王町 )

竜王町山之上の杉之木神社及び周辺の神社で５月３日、五穀豊穣と村内の安全を祈る「ケンケト祭り」が行われた。
友禅模様の着物を身にまとった男の子たちが薙刀（なぎなた）の舞いを披露。織田信長軍に従って戦った山之上の人たちの姿を再現したといわれ、国の選択無形民俗文化財になっている。「ケンケ　ケンケドン」という囃子の音頭から祭りの名前がついた。
１１歳から２１歳の男性約４０人が鉦（かね）の音に合わせ、掛け声を上げながら「薙刀振り」を奉納。薙刀を振り下ろしたり体を回転させたりするなど見事な舞いを披露した。
薙刀振りの後にイナブロ（稲風呂）と呼ばれる５ｍほどの飾り物が付いた大御幣が続き、それを数多く倒した年ほど豊作といわれる。引き倒そうとする見物人と、必死に守ろうとする薙刀を持った若者たちとの場面は迫力満点だった。

 

 

●お問い合わせ
竜王町観光協会
ＴＥＬ：0748-58-3715

< 2019年05月17日（金） 取材：鋒山幸江 >

クリックアルバムトップへ

本ページの情報は取材時のものであり、変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。

おすすめ情報

クルマでおでかけ！湖国ドライブガイド

おすすめアルバム

今週のプレゼント

おすすめランチ