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彦根市と米原市の境に、東海道本線のトンネルだった仏生山隧道(むしやまずいどう)が残っている。
1889(明治22)年の開通当初は、山からの落石などで度々脱線事故が起こっていたという。災害から車両や線路を守るために隧道(トンネル)を築き、単線から複線となった1897(明治30)年代初めに2連の隧道へと改築された。その後、電化に伴い新たな線路が琵琶湖寄りに敷設される1956(昭和31)年まで使われていた隧道だ。廃線跡に残る隧道は、木々が枯れる冬場に車窓から少し見られる。
< 2020年06月8日(月) 取材:雲林院由美 >
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