松の枝で五穀豊穣願う馬見岡綿向神社 ( 日野町 )

蒲生郡日野町の馬見岡綿向神社で1月24日、五穀豊穣を祈願する御田植祭が行われた。
豊作を祈って行われる予祝行事として当神社では古くから行われており、神事のあと社 信之（やしろのぶゆき）宮司が拝殿の周りに早苗に見立てた雄松と雌松の枝各50本を、植えるような所作をしながら供えた。
今年の恵方の方角から、雄松を右回りに雌松を左回りに拝殿外の縁に沿って立ててゆき拝殿を一周した。
馬見岡綿向神社は545（欽明6）年、綿向山山頂に祠を建てたのが始まりと伝えられ、平安時代初期の796（延暦15）年、現在の地に移ったとされる。

 

●お問い合わせ
馬見岡綿向神社
TEL：0748-52-0131

< 2022年01月31日（月） 取材：髙山博光 >

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