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旧中山道の宿場町彦根市高宮を流れる犬上川に、高宮橋(無賃橋)という古い石橋がかかっている。
1932(昭和7)年に鉄筋コンクリートで造られたものだが、橋の両岸には『むちんばし』『天保三年』と彫られた標石が建っている。1832(天保3)年、彦根藩は高宮宿の有力者らに命じて橋を造らせ、当時一般的だった渡り賃を払わなくても通れる橋にしたことから「むちんばし」と呼ばれるようになったという。1977(昭和52)年に橋脚の補強工事が行われた際に石の地蔵が発掘され、「無賃橋地蔵」として橋のたもとに祀られている。
< 2022年02月21日(月) 取材:髙山博光 >
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