近江のしらべ　伊庭の水辺景観 ( 東近江市 )

水路が縦横に張り巡らされた水郷集落、東近江市伊庭（いば）。
繖山（きぬがさやま）から伊庭内湖へとつながるかつての伊庭川は集落の中心を流れ、住民は川から分かれた幾筋もの水路を田舟を使って行き交っていたという。今も「カワト」とよばれる水路へ降りる石段や洗い場、石垣などが数多く残り、往時の暮らしを物語っている。2015年に文化庁から日本遺産に認定され、2018年には国の重要文化的景観にも選定されている。

< 2022年05月19日（木） 取材：髙山博光 >

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