Vol.133 プリウスで行く!アートを愛でる信楽ドライブ
今回の湖国ドライブガイドは、連続テレビ小説「スカーレット」の舞台としても注目されている信楽へ。
古い登り窯や、窯元の煙突が続く「窯元散策路」には、信楽ならではの風景が今も残っています。その中のひとつ「陶房 準」は、スカーレットの主人公と同じ、女性陶芸家であり、陶人形作家でもある葛原準子さんの工房兼ギャラリー。優しい表情の陶人形やイタリアでも評価された陶アクセサリーなど、女性ならではの視点で新しい信楽焼を発信しています。
ランチは「土鍋ごはん&CAFE 睦庵(むつみあん)」へ。信楽焼の土鍋を使って、その場で炊き上げるごはんの味は格別でした。
信楽の自然豊かな山中に佇む「MIHO MUSEUM」は、ルーヴル美術館のガラスのピラミッドで有名なI・M・ペイ氏が設計した美術館。建築と自然が融合した芸術空間は、まさに桃源郷。開館から20 年の歳月を経て、今なお訪れる人を魅了し続けています。
今回ドライブしたクルマ
プリウス S“ツーリングセレクション” (カラー:エモーショナルレッドⅡ×幾何学調ルーフフィルム)
ハイブリッドカーのパイオニアとして進化を続ける「プリウス」。親しみやすく、使いやすいプリウスは、年代性別を問わず多くの人々の愛車として活躍しています。プリウスは今、コネクティッドカーとして進化を遂げ、「トヨタスマートセンター」とつながることでカーライフを24時間サポートします。また、安全に対しても、先進の予防安全機能を全車に標準装備し、さまざまなシーンでドライバーを支援。いつの時代も先を走り続けるプリウスで、運転する楽しさや走りの歓びを感じてみませんか?
今回ドライブを楽しんだのは、『2019ミス・アース・ジャパン滋賀大会』のファイナリスト田村桃花さんです。
今回訪れたところ
陶房 準
「窯元散策路」の中腹にある「山兼製陶所」の一画に、信楽焼の陶人形作家・葛原準子さんのギャラリー兼作業場「陶房 準」があります。
窯元に嫁いだことをきっかけに始めた陶人形づくり。一体一体、子どもを育てるかのように丁寧に仕上げる人形は、どれも優しい顔立ちで、葛原さんの人柄がそのままにじみ出ているよう。ミケランジェロが好んで使ったとされるコバルトブルーの顔料を使った陶アクセサリーなど、女性ならではの視点で信楽焼の新たな魅力を伝えています。事前予約をすれば陶人形づくりも体験できます。
<問い合わせ先>
陶房 準
甲賀市信楽町1423-10 山兼製陶所内
TEL:0748-82-1732
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
- 信楽焼の窯元が軒を連ねる「窯元散策路」の中腹にある「陶房 準」にやってきました
- 信楽焼の陶人形作家・葛原準子さんのギャラリー兼工房
- 古い作業場を改装したギャラリーに、表情豊かな陶人形が並んでいます
- 雛人形や節句人形から、お地蔵さんや動物まで。信楽の素朴な土味を生かして作られる愛らしい人形
- 一体、一体、丁寧に、愛情を込めて仕上げる様子を見学させていただきました
- 葛原さんの優しい人柄が、人形の穏やかな表情にあらわれています
- プレゼントにも喜ばれることから、全国から注文が入るそうです
- 葛原さんに着けていただいたのは「陶アクセサリー」
- ミケランジェロが好んだと言われる、コバルトブルーの顔料を使っています
- 青い宝石のような陶アクセサリー。しかも、陶製とは思えないほど、軽い着け心地!
- 信楽焼の新しい魅力を感じました
- ギャラリーの横に併設されている「ござんせ」。「来てくれた人がゆっくりくつろげるように」と、休憩所として開放されています
- 事前予約をすれば、陶人形づくりを体験できます
- ひな人形や兜などに限らず、好きなキャラクターの陶人形も作れます
- 器をつくる陶芸体験とはひと味違って、いい思い出になりました
- 工場の裏手にある「里山テラス」からは信楽の街並みが一望できました
- 周辺は散策路になっているので、時間をかけてゆっくりと窯元を巡ってみるのも楽しいですよ
土鍋ごはん&CAFE 睦庵(むつみあん)
「土鍋ごはん&CAFE 睦庵」は、一年 365 日、欠かさず土鍋を使っている、土鍋料理家の田中むつみさんが「土鍋の良さを知ってほしい」と始めたお店。
ランチを注文すると、目の前に卓上コンロを持ってきて、土鍋を使ってご飯を炊いてくれます。築150年の民家が醸し出すホッコリとした空間で、ふっくら炊きたてのご飯を口にふくむと、フワーッとお米本来の持つ甘みが広がります。土鍋の使い方をレクチャーしてもらったり、信楽焼の作家が作った茶碗を実際に使ってみたり、信楽焼を実際に体感できるのも魅力です。
※掲載のメニューは2019年8月取材時のものです
<問い合わせ先>
土鍋ごはん&CAFE 睦庵
甲賀市信楽町長野317-21
TEL:0748-82-3460
営業時間:ランチ=11:00~16:00(L.O.15:00)、ディナー=18:00~22:00(予約制・4人から)
定休日:木曜日・年末年始
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
- 信楽中学校のすぐ隣に2019年4月にオープンした「土鍋ごはん&CAFE 睦庵」
- 土鍋が主役のお店です
- ランチを注文すると、目の前で土鍋を使ってご飯を炊いてくれます
- 炊けるのを待つ間に、ずらりと並んだ信楽焼の茶碗の中から好きなものを選びます
- 数種類の作家ものがあり、見た目だけでなく実際に触り心地や重さなど自分の手に馴染む一品でいただきます
- 火をかけてから約10分。ぐつぐつとご飯の炊けるいい匂いがしてきました!ここで火を止め、あとは待つだけ
- ふっくらツヤツヤのご飯が炊きあがりました!炊飯器と比べると、炊く時間が短いのも土鍋の特長のひとつ
- 「土鍋ごはんと陶板焼きのハンバーグ」
- 「土鍋ごはんと土鍋スープカレー」
- 「すごくおいしそう!いただきます!!」
- 陶板の遠赤外線効果で、ふっくらやわらかいハンバーグ
- 「お肉や野菜の甘みを感じます」
- 土鍋でご飯を炊くと、ゆっくり芯まで熱が伝わるからおいしくなるとか。冷めてもおいしさは損なわれません
- プラス150円で卵かけご飯も楽しめます
- 食後のデザートに土鍋で焼き上げたケーキはいかが?
- 落ち着いた店内でほっこり。「土鍋料理に挑戦したくなりました!」
MIHO MUSEUM
自然豊かな信楽の山中にある「MIHO MUSEUM」。ルーヴル美術館のガラスピラミッドで知られるI・M・ペイ氏が、桃源郷をテーマに設計した美術館です。
玄関口のレセプション棟から美術館棟まで続く約500mの通りには、自然光を映して輝くトンネルや深い谷を渡る吊り橋が設けられていて、美術館までの道のりからワクワクがとまりません。建築容積の約80%を地下に埋設することで、可能な限り自然を残し、周辺の景観との調和を図るように考えられています。
館内に入れば、目の前の大きな窓一面に信楽の大自然が広がります。ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域と時代に渡る貴重なコレクションが常設展示されているほか、季節ごとに特別展が開催されています。美術品がある空間そのものを楽しむ展示方法も高く評価されています。
※特別に許可を得て撮影しています
<問い合わせ先>
MIHO MUSEUM
甲賀市信楽町田代桃谷300
TEL:0748-82-3411
開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)※展示替え等のため休館期間あり
レストラン Peach Valley(レセプション棟内)10:00~16:00(ランチ11:30~14:30)
カフェ Pine View(美術館棟内)10:30~17:00(LO.16:30)
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
- 信楽の市街地から山道をドライブしながら
- 「MIHO MUSEUM」にやってきました
- まずはレセプション棟へ
- チケット売り場と秀明自然農法の食材を使用したレストラン「Peach Valley」があります
- 美術館棟までは約500m。電気自動車で移動することもできますが、今回はゆっくり歩いてみました
- 眩いばかりの緑のトンネルが続きます。植えられているのはしだれ桜で、春には桜スポットとして人気を集めています
- その先に大きなトンネルが見えてきました!
- 空気もひんやりと、静かなトンネル
- トンネルに入ったら、ぜひ後ろを振り返ってみてください!トンネル内に自然の色が映し出されて、とても幻想的。春は桜色に染まるのだとか
- トンネルを抜けると、自然の中に調和するように立つ美術館棟が見えてきました
- 大自然にかかる大きな吊り橋。2017年には、ここでルイ・ヴィトンの2018クルーズ・コレクションが開かれ、ランウェイに使われたそうです
- 美術館棟に到着。入母屋の屋根や丸い円をモチーフにした玄関など、日本建築を連想させる建物です
- こちら美術館の入口からが有料エリアです。ここまでのエリアは自由に散策できるそうです
- ガラス張りの屋根から太陽の光が降り注ぐ館内は、明るく開放的
- 古代エジプトの展示室に入ると、最初に出会うのは一体の女神像
- 高さ2.5mのガンダーラ様式の仏立像。その迫力と見せ方で、空間全体に寺院のような厳かな空気が漂っています
- 6×3mのイスラームの絨毯。緻密に織り上げられた絨毯はまるで絵画のよう
- 歴史の資料集で見たことがありそうな展示品
- 世界に数点しか存在しない歴史的価値の高い貴重品の数々
- 見せ方にも徹底的にこだわり、美術品が一番美しく見えるように工夫されています
- ギリシア、エジプト、中近東など、地域ごとに展示されているので、それぞれの美意識を比較しながら楽しめます
- 帰りは電動自動車で
- 桃源郷の名にふさわしい、この場所そのものがアートでした
2019年秋季特別展「The 備前 ―土と炎から生まれる造形美―」
■会期:2019年9月14日(土)~12月15日(日)
- 9月14日~12月15日までは、秋季特別展「The備前‐土と炎から生まれる造形美‐」が開催されます
- 左/徳利 銘 トシワスレ(桃山時代 16-17世紀)、右/金重 陶陽 青備前諫鼓鳥香炉(昭和13年・1938年)
- 藤原 啓 窯変水盤(昭和37年・1962年 東京国立近代美術館)
- 伊勢﨑 淳 角花生(平成20年・2008年 岡山県立美術館)
美術館棟にあるカフェ「Pine View」とミュージアムショップ
今回ドライブした車
プリウス S“ツーリングセレクション” (カラー:エモーショナルレッドⅡ×幾何学調ルーフフィルム)
※特別に許可を得て撮影しています
- フロント
- Bi-BeamLEDヘッドランプ・LEDクリアランスランプ
- LEDフロントフォグランプ
- サイド
- “ツーリングセレクション専用”17インチアルミホイール
- リヤ
- “ツーリングセレクション専用”リヤバンパー(ブラック塗装)
- リヤコンビネーションランプ
- インテリア
- 合成皮革巻き3本スポークステアリングホイール
- マルチインフォメーションディスプレイ
- シフトレバー
- T-Connectナビ9インチモデル ※販売店オプション
- 合成皮革シート表皮
- ミッドブルーステッチ
- サイドレジスター
- ブルーがインテリアのアクセントに
- 事故や具合が悪くなった際、専門オペレーターに緊急通報できる「ヘルプネット」
- 濁りのない鮮やかさへと進化した「エモーショナルレッドⅡ」
- よりスポーティかつプレミアムなスタイルにみせる「幾何学調ルーフフィルム」※メーカーオプション
今回出発した「水口店」のご紹介
甲賀市水口町の国道1号線沿いにある「滋賀トヨペット水口店」。明るい光が差し込む店内には、カフェのようにくつろげるラウンジや、落ち着いて話ができる個室の商談スペースもあります。元気の良いスタッフが、お客様の多様なニーズにお応えします。
<問い合わせ先>
滋賀トヨペット水口店
甲賀市水口町北泉2-38
TEL:0748-62-3131
ショールーム9:30~19:00 サービス受付9:30~17:30
滋賀トヨペット水口店
掲載内容から変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。