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西国三十三所(しょ)は、近畿地方の2府4県と岐阜県にある33か所の観音信仰の霊場。
これを「札所(ふだしょ)」とする巡礼は、日本で最も歴史がある巡礼で、多くの参拝者が訪れ、令和元年に文化庁「日本遺産」に認定されている。
「三十三」の由来は、観音菩薩(かんのんぼさつ)が姿を33に変えて民を救うというもので、これを巡礼すると現世で犯した罪が消え、極楽にいけると言われている。
この巡礼は江戸時代に盛んになり、関東の坂東(ばんどう)三十三箇所や秩父(ちちぶ)三十四箇所など各地で「巡礼講(こう)」が盛んになった。
札所の本尊はすべて観音菩薩であり、一面二臂(ひじ)の聖観音(しょうかんのん)の他、十一面観音、千手観音など、さまざまな超人的な力をそなえていると言う。
西国三十三所の札所本尊は以下のとおり。
「御詠歌」の起源は平安時代に元天皇の花山院(かざんいん)が西国三十三所の各札所で詠まれた和歌を後世の巡礼者が節をつけて歌ったもの。
仏教の経典のほとんどは漢文だが、「御詠歌」は和歌であり、漢文ではないので解りやすく、多くの宗派・寺院で唱えられている。
近畿地方一円で死者を弔(とむら)うために葬儀から四十九日まで毎夜唱えられたり、お盆の仏事でも唱えられている。