ラッピングアソシエート代表 小西あつ子さん
ラッピングアソシエート代表
小西あつ子さん(45歳) 大津市在住
今回は、滋賀県でラッピング教室をはじめて開き、ラッピングの第1人者として幅広く活躍中の小西あつ子さんを紹介します。
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ラッピングアソシエート代表
小西あつ子さん(45歳) 大津市在住
今回は、滋賀県でラッピング教室をはじめて開き、ラッピングの第1人者として幅広く活躍中の小西あつ子さんを紹介します。
カルチャースクールのラッピング講師をはじめ、販売店などへのラッピング提案や社員研修など、ラッピングに関わる幅広い活動をされている小西さん。 そのきっかけは、子供が幼稚園に入るころ。 社会との関わりが薄くなっていた生活にジレンマを感じ「何かしたい!」という欲求に駆られていた時に、ラッピングコーディネーターの資格があることを知った。もともとリボンや包装紙を見るとワクワクするくらい好きだった小西さん。京都近鉄文化サロンで開かれたラッピング講座の1期生として卒業した。
以来10年間、教えた生徒は300人を超え、ラッピングの魅力を生徒に教え続けている。2000年には、ラッピングの仕事や催しに人材を派遣するラッピングアソシエートを設立。現在20名のスタッフと運営している。その経緯には、小西さんが持つ『ジレンマを吹き飛ばすような行動力』があった。
ラッピングは奥が深く 「贈答のマナーやしきたりなどの知識も必要」と勉強の日々。一番うれしいことは、『喜ぶ顔』にたくさん出会えること。
そんな小西さんにとってのラッピングとは?と聞いてみた。
「良きライバルです」。勝ち負けではないが、ラッピングがある限り負けないように勉強し続けることができるからという。小西さんは、お客さんのニーズに合わせて、いいものをとことん追求してしまうので倒れてしまうこともあった。そこまでラッピングを追求するのは「TVチャンピオン 全国ラッピング王選手権」に出演してからだ。この出演で仕事の幅も広くなったが、ラッピングの深い世界を突きつけられる出来事だったと振り返る。
小西さんのラッピングは、身近な家にあるもので作ったり、残ったペーパーも何かに使う。そして、凝っているようでも、ほどきやすいシンプルさが特徴。それは、主婦が効率よく家事をすることに似ている。小西さんのいろいろな活動には、そんな主婦の感覚がいかされている。
教え子であり、講座のアシスタントをしている浜田明美さんに小西先生のことを伺った。「元気の素。月曜に会うと1週間頑張れますね。ラッピングだけでなく生活にも活かせることを教えてもらえて、元気も技術も知恵もいただいてます」と、ボランティアでアシスタントをしていても常に接していたい人だと言う。
小西さんは、生徒さんにラッピングの知識だけでなくいろんな知識を持って帰ってもらいたいと、自分の技術や知識を伝えることを惜しまない。そして、周りの人たちに「小さなことからでもやればできるんだ」と世界が少し広がるような希望を与えたいと願っている。そのためにも「年を取っても明るく元気な人であり続けたい」。
元気を包んでくれる小西さんの今後の活躍を期待したい。
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