栗東高校馬術部 甲斐信治さん 中田貴士さん
今回の素敵な人は、栗東高校馬術部の甲斐信治キャプテンと中田貴士さん(共に2年生)。 良きライバルであり良き友でもある二人にお話を聞きました。
甲斐信治さん
馬術部の部員をまとめる人気者。中学生の時にスポーツ少年団で乗馬を始める。今までで一番大きな失敗は試合で落馬した事。
中田貴士さん
スポーツ少年団では野球をしていたが、小柄な体格を活かそうと騎手の世界へ転向。最初は高所恐怖症のため、練習がイヤでたまらなかったとか!?
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今回の素敵な人は、栗東高校馬術部の甲斐信治キャプテンと中田貴士さん(共に2年生)。 良きライバルであり良き友でもある二人にお話を聞きました。
甲斐信治さん
馬術部の部員をまとめる人気者。中学生の時にスポーツ少年団で乗馬を始める。今までで一番大きな失敗は試合で落馬した事。
中田貴士さん
スポーツ少年団では野球をしていたが、小柄な体格を活かそうと騎手の世界へ転向。最初は高所恐怖症のため、練習がイヤでたまらなかったとか!?
去る3月13(土)に水口乗馬クラブで、馬術大会「第13回びわこ国体記念・栗東ホースショー」が開催されました。二人は「馬場馬術競技」ジュニア部門にエントリーし中田君が2位、甲斐君が3位という好成績を残しました。この種目はただ単純に障害を飛び越えるだけでなく、人馬一体となっていかにきれいに足を運び、歩き、走り、止まれるかを競うもの。日頃の馬との接し方や愛情の注ぎ具合に左右されるとてもデリケートな競技です。
二人がこの日に騎乗したのは、昨年秋に競走馬を引退した「ホッコーアンバー」という馬。競走馬を引退した馬が、馬術競技の世界で第二の人生を歩むことはよくあることだそうです。
県内で馬術部がある高校はこの栗東高校と膳所高校、そして水口高校の3校だけ。栗東高校馬術部の練習場はJRA栗東トレーニングセンター内にあり練習の後には体を洗ってやるなど馬の世話をします。叱ったり、じゃれ合ったりする部員たちを見ていると、本当に馬と心が通い合っているように感じました。
二人は将来の夢も同じ。JRAに入って調教師になり、強い競走馬を育てることだそうです。
「誰からも慕われるような調教師になりたい」
(中田さん)
「馬を大切にする。そんな調教師になりたい」
(甲斐さん)
いつの日か二人が調教した馬がダービーを制する日がやってくるかもしれません。
(取材・本城)
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