株式会社 地球の芽 本郷 智子さん
株式会社 地球の芽
本郷 智子さん(25歳)(ほんごうさとこ)
今回の素敵な人は(株)地球の芽の本郷智子さん。「小舟木エコ村」誕生に向け活躍中。近江八幡市小舟木町で行われた有機農業の講座に伺った。
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株式会社 地球の芽
本郷 智子さん(25歳)(ほんごうさとこ)
今回の素敵な人は(株)地球の芽の本郷智子さん。「小舟木エコ村」誕生に向け活躍中。近江八幡市小舟木町で行われた有機農業の講座に伺った。
本郷さんは(株)地球の芽のスタッフ。「小舟木エコ村」が実現した後の農業計画を立てたり、組織づくりを企画したりと重要な役割を担当。また農業計画に欠かせない有機野菜の栽培を勉強するため、村の建設予定地に畑を借り、実際の農作業も行う。
本郷さんは神戸大学出身。大学では農業とは無縁の立体造形学を専攻。土いじりや食料問題、エネルギー問題はずぶの素人だった。しかし就職活動をする中でエコ村の活動を知り、感動。大きく転身した。
「食料やエネルギーの問題は国に任せるのではなく、一人ひとりの力で解決できることがあるはず!」と、今は「小舟木エコ村」の誕生に向けて情熱を注ぐ。
「小舟木エコ村」とはどんな村?……「一言で説明するのは難しいのですが、環境と共存して生活するまちです」と本郷さん。「無駄なエネルギーを使わない、農薬に頼らない、そして住民が支えあって生きていける村を目指しています」とのこと。およそ300世帯(1000人)が住み、環境をテーマとする研究施設や食品、サービスの店ができる予定だ。
現在、県や市、地元農家などの支援を受けて着実に計画が進行している。
本郷さんは、今年4月から毎月1回「土が育てる、100種類の野菜」と題した講座を企画・運営。講師は京都大学で教壇に立つ有機農業歴30年の西村和雄先生。農家だけでなく一般からの参加者を対象に授業が行われている。一人でも多くの人に日本の食料事情に関心を持ってもらう事と、地域で自給自足ができる村づくりを目指している。
本郷さんが情熱を注ぐ「小舟木エコ村」。きっと素晴らしい村になるに違いない。
(取材・川上)
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