野洲高校サッカー部のみなさん

掲載日： 2006.12.20

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野洲高校サッカー部のみなさん

第85回全国高校サッカー選手権大会　滋賀県代表
野洲高校サッカー部のみなさん

今回の素敵な人は、先月18日に行われた「第85回全国高校サッカー選手権大会」滋賀県予選で優勝した「野洲高校サッカー部」のみなさん。12/30(土)から開催される全国大会へ向けての練習中にお話を伺った。

危なかった！県大会

皇子山陸上競技場で行われた決勝戦。野洲高校は草津東高校の粘り強い攻撃で後半ロスタイムに同点とされるが、ＭＦ荒堀謙次君のゴールで優勝を決めた。延長戦にもつれこんだ試合は白熱し、ゴールが決まった瞬間は満員の競技場から大歓声があがった。
山本佳司監督は「準決勝までは固さもあったが、決勝戦は総力戦になったことで、かえってチームがまとまりました」と試合を振り返る。

負けられないプレッシャー

ＭＦ乾貴士君

山本佳司監督

「常に『連覇』という言葉が頭にあり、特別な一年だった」と山本監督。
昨年、全国大会優勝を果たし、一躍有名になった野洲高校は、注目度が上がり、練習試合の申し込みも一気に増えた。なにより試合相手が目の色を変えて挑んでくる姿に優勝校としてのプレッシャーを感じずにいられなかったという。
しかしこの気持ちを感じられるのは4,122校もある参加校の中で１校だけ。だからこそこの経験を糧として、滋賀大会の優勝に結びつけることができた。
キャプテン田中雄大君も決勝戦の前日は言いようのないプレッシャーを感じたそうだが「試合が始まったらそんなことは忘れてしまって……」と笑顔を見せた。強い精神力におどろくばかりだ。

期待したい「魅せる」サッカー

キャプテンの田中君（左）・乾君（右）

キャプテンの田中君とＭＦ乾貴士君は昨年の大会でも先輩をサポートして優勝に貢献した。「今年は高校生最後の大会なので、サッカーを思いっきり楽しみたい」と、全国大会への意気込みを語ってくれた。Ｕ-21日本代表に選出された乾君は、先月開催された韓国戦に出場したばかり。「先輩ばかりの中で緊張したが、自信がつきました。とても良い経験になりました」と、一回り大きくなった様子。全国大会での活躍が期待される。
山本監督は「まずは初戦突破。そして一戦一戦勝ち抜いていく。もちろん目標は全国大会２連覇です！」と熱く語ってくれた。
野洲高らしい「魅せる」サッカーを期待したい。がんばれ！野洲高校!!
（取材・鋒山）