北大津高等学校野球部のみなさん
今回の素敵な人は、北大津高等学校野球部のみなさん。今月23日から始まる「第79回センバツ高校野球大会(主催:毎日新聞社など)」に、2年連続2度目の出場を決めた。喜びに沸く同校野球部を訪れ、お話を伺った。
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今回の素敵な人は、北大津高等学校野球部のみなさん。今月23日から始まる「第79回センバツ高校野球大会(主催:毎日新聞社など)」に、2年連続2度目の出場を決めた。喜びに沸く同校野球部を訪れ、お話を伺った。
同校野球部の甲子園出場は夏の大会を含めると今回で3度目。今年は去年以上の成績をと周囲の期待が高まる。
チームをまとめるキャプテンの宮里裕樹選手(2年)は、チーム内でトップの打率を誇り、昨年もレギュラーで甲子園に出場した。「2年連続して出場できてうれしい!今年こそは優勝します!」とさわやかな笑顔。
宮崎裕也監督も「近畿代表として出場できて光栄です。2年連続出場というプレッシャーをはねのけ、平常心でがんばりたい」と語る。
秋季滋賀県大会の3回戦では、滋賀学園と延長15回という白熱した試合を繰り広げ、最後はツーアウトからサヨナラホームランで勝利をつかんだ。「守備が固いので負けにくい。接戦に強いチームです」と宮崎監督。逆転されても必ずひっくり返す「粘り強い野球」がチームの持ち味。
ピッチャー陣にはスピードの東山幸次郎選手(2年)、カーブの川島奨平選手(2年)、スライダーの河合勇志選手(1年)と持ち味の違う選手が3人もそろう。1人が打たれても2人目が抑えるというコンビネーションは抜群だ。そして3人を支えるのがキャッチャーの山口将介選手(2年)。彼が声を出せばチーム全体が元気になる、ムードメーカー。練習量の多さと厳しさで有名な同校野球部だが、どんなに厳しい状況でも「明るく楽しく!」がモットー。
野球部が毎朝取り組むのが地域でのゴミ拾い。応援してくれる人々への感謝の気持ちを込めて昨年のセンバツ前から始めたのだが、今では他の運動部員にも広まっている。「ただのゴミ拾いと思っていたが今では練習の一部。サボると自分に返ってくる気がする」と選手たち。技術的に強くなるだけではない精神的な成長が、強さの秘密かもしれない。
「ためらうな!迷うな!一歩も引くな!」と宮崎監督。
がんばれ北大津高校!目指せ優勝!!
(取材・大西)
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