甲西吹奏楽団ジュニアバンド
今回の素敵な人は、甲西吹奏楽団ジュニアバンドのみなさん。県内初の小・中学生による楽団で、県内外のコンクールにて優秀な成績を修めている。練習場所の甲西中央公民館へお邪魔し、お話を伺った。
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今回の素敵な人は、甲西吹奏楽団ジュニアバンドのみなさん。県内初の小・中学生による楽団で、県内外のコンクールにて優秀な成績を修めている。練習場所の甲西中央公民館へお邪魔し、お話を伺った。
甲西吹奏楽団ジュニアバンドを構成するのは、湖南市内の小・中学生66人。
発足したのは5年前のこと。学校が週5日制になったことを機に、空いた時間を利用して子供たちに音楽に親しむ機会を持ってほしいと、運営委員長の上西富男さんが中心になって立ち上げた。指導にあたるのは甲西吹奏楽団や後援会のメンバー、また楽器演奏の経験のある保護者のみなさん。取材日に指揮を担当されていた西岡利彦さんは、発足時から子供たちとかかわってきた。「指揮は立ち通しで大変だが、子供たちの姿を見ていると自分も頑張れる」と笑顔で話してくれた。
学校に所属するクラブではなく地域の楽団であることから、子供たちにとっては他校の生徒や地域の大人たちと交流できる場にもなっている。
楽団では1日約3時間の練習を週3日行う。コンクール前には朝から夜まで続く強化練習や、合宿も行われるという。小学生にとっては厳しい練習に思えるが、意外にもみんな楽しそうだ。
「個人でフルートを習っていましたが、ジュニアバンドへ入部してみんなで演奏する楽しさを知りました」と部長の今田智絵美(6年)さん。休憩時間は学校の休み時間のように和気あいあいとした雰囲気。
2004年から2006年の「関西小学校バンドフェスティバル」で3年連続して優秀賞を受賞するなど、素晴らしい成績を修めてきた。仲間同士のつながりが演奏する楽しみを強くしているに違いない。
この夏は「第50回中部日本吹奏楽コンクール」や「第43回滋賀県吹奏楽コンクール」、「関西小学校バンドフェスティバル2007」など大きな大会への参加が予定されている。
「気持ちを込めた演奏で、今年こそ全国大会出場を果たしたい。そして子供たちの自信につなげていきたい」と上西さん。
取材日はコンクールでの演奏曲を聴かせていただき、小学生とは思えない力強い演奏に感動した。
全国大会目指して、頑張れ!甲西吹奏楽団ジュニアバンド! (取材・福本)
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