サッカークラブチームMIOびわこ草津
草津市を本拠地とするサッカーのクラブチーム「MIOびわこ草津」が今回の素敵な人。同チームは07(平成19)年12月に日本フットボールリーグ(JFL)への昇格が決まったばかり。守山市のサッカー場「ビッグレイク」での練習中にお邪魔し、お話を伺った。
滋賀県の観光ガイドやエリアガイド、グルメガイドなら滋賀ガイド。地域情報満載です!
草津市を本拠地とするサッカーのクラブチーム「MIOびわこ草津」が今回の素敵な人。同チームは07(平成19)年12月に日本フットボールリーグ(JFL)への昇格が決まったばかり。守山市のサッカー場「ビッグレイク」での練習中にお邪魔し、お話を伺った。
MIOびわこ草津は、06 ( 平成18) 年1月に発足した。07(平成19)年は創部2 年目にして「関西社会人サッカーリーグ1部」で2位、「全国社会人サッカー選手権大会」では優勝を飾った。
さらにJFL入りをかけた「全国地域リーグ決勝大会」で3位に
なり、JFLへの昇格が決定した。
指揮する平岡直起監督は、Jリーグの「ガンバ大阪」、「名古屋グランパス」などで16 年間活躍し、昨年、現役を引退したばかり。今年2月に監督に就任してからは、選手と一緒に練習に参加し、汗を流す。
「能力のあるメンバーがそろっています。若い選手が多いので、若さをすべての面で生かせるようなプレーをしたい」と話す。
キャプテンの金東秀選手は「1試合1試合着実に戦って、優勝を目指します!」と意欲的に語ってくれた。
決勝ラウンド2戦目で、昇格につながる貴重な1点を挙げた
浦島貴大選手は、昨年、北大津高校を卒業した若手選手。「地元のチームでJFLに行きたかったのでうれしい。Jリーグでプレーするのが夢」と笑顔で語ってくれた。
を近くで見ることができると、児童たちに好評だ。
「これからもサッカーだけでなく、地元に貢献できる活動をしていきたい」と平岡監督は話す。
クラブ名の「MIO」とは近江を逆に読んだ音にちなみ、またイタリア語で「みんなの」「愛すべき」という意味。
スポーツを通じて地域社会の活性化を図り「地域に密着したクラブ運営」を目指している。その一環として「くさつ子どもフェスタ」などのイベントや奉仕作業にも積極的に参加し、地域との交流に力を入れている。また、草津市内の小学校でサッカー指導を行う。選手たちの見事なプレーを近くで見ることができると、児童たちに好評だ。
「これからもサッカーだけでなく、地
元に貢献できる活動をしていきたい」
と平岡監督は話す。
今月16 日から始まるJFL開幕戦に向け練習に励む毎日。
JFLで好成績を残せばJリーグ昇格の可能性が生まれる。スタジアム建設など課題はあるが、地元草津では夢を実現したいと盛り上がりをみせる。
JFL優勝、そしてJリーグ目指してガンバレMIO! (取材・鋒山)
※日本フットボールリーグ( JFL )…99 年から始まった日本におけるサッカーリーグの一つであり、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と地域リーグの間に位置する。
本ページの情報は作成時のものであり、変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。