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掲載日: 2009.07.1

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久末 航さん(14歳・大津市在住)

今年3月、中学3年生(14歳)でピアノリサイタルを実現させた久末航さんが今回の素敵な人。久末さんが通う大津市内の中学校でお話をうかがった。

数々の賞を受賞

久末さんは学業に励む一方、ピアノ演奏で数々の賞を受賞している。主な受賞は次の通り。
■「第20回滋賀県ピアノコンクール」低学年の部で奨励賞
■「第8回ショパン国際ピアノコンクールIn Asia」小学5・6年生部門で金賞
■「第32回ピティナ・ピアノコンペティション」Jr.G級で金賞実績を踏まえ、今年3月、京都の「青山音楽記念館バロックザール」でファーストピアノリサイタルを成功させ、夢の実現に向かって力強く歩み出した。

音楽好きの両親の影響

久末さんがピアノに興味を持ち始めたのは4歳の時。5歳になると本格的にピアノを始め、さらに、小学生になると作曲の勉強も始めた。学校で行われる合唱コンクールなどでは毎年ピアノの伴奏を任され、期待を集めた。久末さんの両親は共に音楽好きで、クラシックやジャズを聴く機会に恵まれ、身近に音楽があった。自宅で毎日、2~3時間の練習に励み、週に1、2度、先生の指導を受けてピアノの勉強を続けている。

1年間の特訓

高校生になったらリサイタルを開きたいと思っていた久末さんに、先生から一足先にリサイタルを開いてみないかと持ちかけられ、思い切って挑戦してみることにした。準備期間は約1年。この間、ピアノの練習時間は毎日4~5時間にも及んだ。「同じ曲ばかり練習しなければならず、途中で練習が嫌になることもありました」と振り返る。しかし、努力のかいあってリサイタルの当日は200席の客席が満席となった。演奏したのはフレデリック・ショパンの「舟歌.Op.60」、セルゲイ・ラフマニノフの「音の絵.作品33.39」から6曲、アンコールを含めて20曲に及んだ。このリサイタルを通して、コンサート進行のペース配分や、1曲1曲を丁寧に仕上げることの大切さなど、多くのことを学んだ。お客さんから「良かったよ」「感動した」「頑張ったね」などと、声をかけられたことがうれしかったが、両親が心の底から喜んでくれたことが一番だった。

「聴いてもらえることの感動」を味わう

久末さんにピアノの魅力について聞いてみると「他の楽器とは違い、音域が広く、和音が豊かに表現できること」と返ってきた。「今後はオーケストラと共演し、ピアノ協奏曲を演奏してみたい」と夢を語る久末さん。ピアノを弾いている凛とした表情がとても素敵だった。

(取材・澤井)

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